町田足土の闇日記

フリーライター町田足土のブログ。動画販売メーカー「ACID FILE」の情報もここで!

世界からエロと平和をなくさないブログ

ACID FILEです!(2)

と、いうわけで、2019年の5月。

 

元エロ投稿雑誌の編集長で、今はタワマンでエロ動画制作をしているHさんに、エロ動画について聞きに来ました。前編は昨日のブログを読んでください。

 

Hさん「そんな感じで、今までハメ撮りエンコーした子たちを交渉していたら、相当の数の子を販売できたってことじゃないですか。年間70人とエンコーしてたんなら!」

町田 「でも、そんなにうまくいくんですか?」

Hさん「いや、町田足土といえば、2000年代のハメ撮り師の中のトップだったじゃないですか。しかもいまだにハメ撮り成功率7割で、年間70人とエンコーしてるんですよね? 完全な現役ですよ。アレでしょ? エンコーのカリスマって呼ばれてるんですよね?」

町田 「いや、それ裏モノJAPANの佐藤編集長とOさんが言ってるだけですよ」

編集O「まちがいなく町田さんはカリスマだね!(うんうん、と頷く)」

Hさん「やったほうがいいです。で、最初は数字も悪いと思いますが、絶対に続けてください。町田さんなら3〜4年やったら、絶対に年間売り上げで〝億〟いくんで」

町田&編集O「ええええええーーーーー????」

 

億???? え? そんな世界なの??

っていうかボクのこと買いかぶりすぎじゃない?? ただのエンコー好きのおじさんよ、ボク?

 

と、いうわけで、Hさんにハッパをかけられ、ボクはそこで覚悟を決めました。

エロ動画を撮影&販売してみよう、と。2019年5月3日のことです。

 

そこからエンコーをしてハメ撮りをしながら、女の子を口説く生活が始まりました。

とはいえ、ハメ撮りされるのは許しても、ネットで販売なんてハードルが高すぎます。

 

「君の人生、輝かしい夢や未来の生活をすべて捨ててくれないかな?」

 

そう言ってるわけですからね。ある意味。

 

もしその動画を知り合いが見たら。すべてが終わってしまうんです。

両親に勘当され、地元には住めなくなります。

就職しても会社にバレたりする可能性もあるんです。

 

そんなハードルの高いお誘い、「AV女優として生きていく!」と覚悟の決まった子ならともかく、普通の素人さんが乗ってくるわけありません。

 

正直、ボクもエロ業界が長いので、AVの事務所にも知り合いがいっぱいいます。

AV嬢を使ったほうが楽です。

でも、ボクのこだわりとして、素人としかヤリたくなかったんです。

「AV嬢を撮影して販売するなら、それこそAV見てればいいいじゃん!」と思っていたのです。

せっかくエンコーのカリスマと呼ばれている町田足土がエロ動画販売の業界に入っていくのに、プロダクションの子を撮ってどうする!!

 

そんな強い思いから、完全で絶対な素人のみを撮影&販売すると決心をしました。

あと、女に金をたくさん払いたくない、というのもありました。

女の値段なんて2万円がいいとこです。

さらに、女の未来だの人生だの夢だのなんて、ボクに何の関係もありません。他人だし。

そんなもん、せいぜい1万〜3万くらいです。

 

と、いうことで、ボクは販売許可のために出すお金は、3万〜5万と決めました。

 

そこから交渉を続けていると、なんとなんと!

普通に数万円で未来を捨ててくれる子がたくさん出てきたのです。

ほとんどが2〜30分交渉してると、3万5000円とかで人生を捨ててくれるんです!!

ニッポンってこんな素晴らしい国なのか!

美しい国ニッポン!

 

そして、気がつけばあれから1年半。

なんと、40人ほどの女の子が人生を捨ててくれました。

前編後編や総集編を合わせると、動画のリリースも60本を超えております。

 

2020年のFC2コンテンツマーケットの年間ランキングでは、34位でした。

 

きっと、ランキング10位までのトップは、Hさんの言う〝億プレイヤー〟なのでしょう。

 

そんな感じで、どこまでいけるかわかりませんが。

ACID FILEよろしくおねがいします。

 

 

ACID FILEです!

そんなわけで、この不肖・町田足土。

ずっとほっておいたブログを約6年ぶりに動かそうとしています。

それというのも、ボクの異常才能である「ハメ撮り」。これを生かして、「エロ動画メーカーを立ち上げてみよう!」と、思い立ったからでございます。

 

そう、あれは2019年の5月。令和が始まった5月でした。

知り合いの編集者に、Hさんという方がいました。

その方はエロ投稿系雑誌を作っていたのですが、当時から敏腕で、彼の作る雑誌は、エロ投稿の界隈で「天才」「神」などと呼ばれていたのです。

 

そのHさんが数年前に会社を辞め、エロ動画メーカーを始めたというのは聞いていました。

町田 「へー。会社辞めて、大丈夫なのかなー」

 そんなふうに思っていたのですが、元裏ブブカの編集長だった編集Oと話していたときにとんでもない事実を聞かされたのです。

 

編集O「なに言ってるんですか町田さん! Hさんの動画は売れに売れまくって、今、彼の会社はタワマンですよ!!」

町田 「え????」

編集O「我々庶民を見下ろしながら、エロ動画を作ってますよ!」

町田 「なにそれ! 久しぶりにHさんに会いたい! 景気のいい話聞きたい!」

 

と、いうわけで、約10年ぶりにHさんに会いに行きました。

 

ビビりました。

某タワマンの30階に会社がありました。

待たされた会議室も豪華すぎて、かなり引きました。

大きな窓から東京中にこじんまりと立つ庶民の家が見渡せます。

 

Hさん「あー、町田さん久しぶりですね!」

町田 「なんでこんなに儲かってるんですか!?」

Hさん「え?急に??落ち着いて下さいよ」

町田 「エロ動画ってそんなに儲かるんですか?」

 

鼻息荒く声を荒げるボクにHさんは苦笑しながらいいました。

 

Hさん「まぁ、誰もが儲かる世界じゃないですよ。でも、儲かりますね」

 

そこからHさんに様々なことを聞きました。

会社を辞めて、いきなり動画をはじめたのか?

すぐに儲かったのか?

どんなプラットホームで売っているのか?

などなど。

 

そんな話を聞くこと2時間。

Hさんが言いました。

 

Hさん「町田さんって、今、エロでどのくらいの収入があります?」

町田 「うーん、雑誌の連載が2本、ネットの連載が1本。あと、たまにある企画や、雑誌にコメントしたりして全部で30万いかないくらいです」

Hさん「なるほど。ちょっときついこと言っていいですか?」

町田 「え? あ、はい」

Hさん「町田さんは、2000年代のハメ撮り界隈で、多分一番稼いでないですね」

町田 「ええええ???」

Hさん「あの当時、ハメ撮り業界でイワしてたハメ撮り師の中で、町田さんは確実にトップにいたと思うんですよ。でも、他の人間はみんなエロ動画販売や、エロ生配信、チャット系、スクール系とさまざまなエロ業界に進んでます。彼らはみんな稼いでますよ」

町田 「……そうなの?」

Hさん「そうなの。雑誌の特集で、ハメ撮り講座みたいなページを10万とかで書いてる場合じゃないですよ。そのノウハウを売るだけでも相当稼げますからね。雑誌の特集で書くなんて、一番安いですよ」

編集O「いやいや、Hさん!町田さんに何を吹き込んでんの! 僕の仕事、受けてくれなくなるじゃん!」

Hさん「(無視して)ちなみに町田さん、今、エンコーってどのくらいしてます?」

町田 「月に5〜6人ですかね」

Hさん「その子たち、ハメ撮りはしてるんですよね? ハメ撮り成功率はどのくらいですか?」

町田 「7割くらいですかね」

Hさん「ハメ撮り込みでいくら払ってます?」

町田 「ハメ撮りでプラスすることはほぼないです。2万ですね」

Hさん「相当すごいですね。だったら、プレイが終わったら『ワンチャン聞くんだけど、よかったら今撮影したやつ売っていい? プラスするから』って言って交渉するんですよ。プラスで8万。全部で10万とか払えば、だいたいの子はOKしますから!」

町田 「そんなに高いの??」

Hさん「正直、うちはAVの事務所経由なので、最低10万は払います。エロ業界で純粋に素人を捕まえて口説いて販売まで行ってるのは、全体の1割くらいですよ。最初は素人を口説いていても、トラブルもあるので、みんな事務所の子を使うようになるんです。まぁ、町田さんは交渉力がすごいから、もっと安くできるかもですが」

 

マジか!そんなにお金がかかるのか!

衝撃を受けたところで、長くなったので続きはまた。

 

気がついたら、もう40歳

信じられないことに、10年近くほっておいたブログを、今更新しようとしている。
なんで、そんなことをしようと思ったか。
そう、締め切りに追われているから。つまり、現実逃避です。

20代前半からライターをはじめ、アンダーグラウンドな世界の出来事ばかり書いて来ました。

未成年女子の乱れる性生活。
援助交際の実態。
ヤクザの世界。
ナンパやハメ撮りの世界。
フーゾクの噂の真相

そんなことばかり。気がつけば40歳です。はぁ。
たくさんの仕事をしたことで、スキルは身に付いたかもしれません。

しかし、人間としての中身は何も変わっていない気がしています。

20代のある日。ボクは女性に対して、こんなことを書きました。

「女なんてものは、犬以上、人間以下」
「あいつらは、血と肉が詰まったズタ袋」
「ティンコを入れて、精液を出すための道具なのです」

人権団体というようなものが、もしこの世の中にあったら訴えられていることでしょう。

……でも、40歳になった今も、あんまり考え方は変わっていません。

女なんて……そう思っています。

誰か。
ひとりでいい。

ボクが心から、人間扱いしようと思える女性っていないんですかね?

ボクが改心できるような。そんな女性は。

もし、自信がある人がいたら

ご連絡下さい。

machiashi2000@yahoo.co.jp


そんなこんなで
現実にそろそろ戻ります。

ひさしぶりに

ひさしぶりにブログでも書くかなーっと思って、ログインしようと思ったら、
パスワードやらIDやら、完全に忘れてましたわ。
これがIT世界の落とし穴というヤツですよ、こわいこわい。

そんなわけで、みなさんいかがお過ごしですか?
町田足土です。
現在、原稿と向き合うのがイヤで現実逃避中です。

いったいいつになれば、終わるんでしょうかねぇ。この世界は。

【穴人形の調べ第19回】

【裏ブブカコアマガジン)2006年4月号】

『穴人形の調べ』(連載19回目)

(そこらへん歩いている女のコとセックスをして、そのあとで行うインタビュー)


みなさん、この新生活穴が街にゴロゴロしている季節に家の中にいてはダメですよ! 街へ出ましょう! そしてナンパです。今ならティンコ勃てて歩けば、向こうから穴がやって来て、自動的にハマる季節なんですから。

5月です! 各誌が新生活者たちのために、インテリア特集ばっかりやってるこの季節、いかがお過ごしですか?ボク?当然頑張ってますよ。セックスとか、お部屋の掃除とか、それ以外のこととか。

とにかく、新しい生活を始めた新入生や新社会人は、今までの人生を仕切りなおすイイチャンスです。中学までイジメられていたのび太が、金髪・カラコン・ピアスをつけて、中学時代の自分を知らない遠くの学校に入学するといった美談が似合う季節。春って、そんな人生リセットさんたちが目白押しです。

さて、そんな春に相応しい今月のターゲットはまりえ。今年の3月に高校を卒業したばかりのデザイン系専門学校に入学したフレッシュギャールです。

吉祥寺のゲーセンで友達とプリクラに興じているのをナンパし、後日呼び出して食事。終電さえ落とせば、たし算よりも簡単に解くことができました。この季節の女はホント、お手軽でいいですね。最後はもちろん顔射。顔にかかっても笑顔の絶えない、使える女でした。







足土  あ、あぁ! でたぁ、良いよぉ、マジ最高…(アゴのあたりにこすりつけながら)
まりえ ……(笑)。
足土  お口でキレイにしてみて。そう…まりえちゃん、いい、素直なのがいいねぇ。
まりえ  いい?(笑)
足土  超いい! なんかMっぽいって言うか、何でも言うコトきいてくれそうな受け身な
    Hがかなりソソルよ。
まりえ (笑)なんでもきいちゃうかも。
足土  基本的に誘われちゃうと断れなそうだよね。経験人数って何人?
まりえ 23人くらいかな。
足土  23人くらい。初体験は?
まりえ 高1入ってすぐ。1年で12人としたよ。
足土  すごいスタートダッシュだ。生き急いでるねぇ。
まりえ そうゆんじゃないけど、なんかクラスのコとかも早いコは中学生でヤってるって聞
    いてたし、ちょっとあせってたのは、ある。ナンパされた25の人とね。
足土  まりえちゃんは、みんながセックスしまくってたときは、どんな中学生だったの?
まりえ ヤバかったよ〜〜(笑)。
足土  シャブ漬けだ?
まりえ え!? 違うよ!!
足土  (笑)。
まりえ (笑)。なんかそうゆのとか興味なくて、全然知らなかったのね。服とかもお母さ
    んが買ってくれたの普通に着てたし、化粧も髪とかも、毎朝バーーってなってて。
足土  バーー(?)って(笑)。
まりえ ぶっちゃけ、その頃は友達もいなかったし(笑)。
足土  いいねぇ(笑)。いつから変わったの?
まりえ やっぱり高校に入ってから、かなぁ。入学式の日とか数日でなんとなくグループっ
    てできちゃうでしょ? 
足土  できるねぇ。そんとき入るグループを見間違うと、3年間を棒に振ることになるん
    だよね。
まりえ そう! っで、私の後ろの席のコが、ちょっとギャルっぽいコで、なんか、私もそ
    うゆんのになりたかったから、ちょっとがんばって喋ってたのね。そしたら、その
    コと同じ中学のコとか3人いて、クラスで中心になってて。私も自動的にそのグル
    ープに入れてて。
足土  なんとか付いていこう、と。
まりえ でも、数日で「ここはすごい頑張んなきゃヤバい」ってわかって。で、まずは化粧
    とかしないと、って思って雑誌買って調べて、化粧品買いに行ったの。
足土  いいねぇ! そういう背伸び話は心を打つねぇ。
まりえ そん時、ナンパされて、なんかついてっちゃって。その人の家が新宿にあるからっ
    て、つれてかれて、そのままHしちゃったんだよね。25歳の人。
足土  メイクデビューとセックスデビューが同時!! そりゃあ頑張ったねぇ。その25のヤ
    ツ羨ましいなぁ。
まりえ なんか、その時は、Hとかすれば中心のコたちの仲間に入れるって言うか、付いて
    行けるようになる、ってなんとなく思ってて(笑)。
足土  いい話だ(笑)。痛かった?
まりえ あんまし痛くなかった。あ、でもその人も町田さんみたいに顔にかけてきたよ。
足土  なんか、そいつムカつくなぁ。そいつはまりえちゃんが処女だって知ってたの?
まりえ 言った。最初はどうしょうかと思ったんだけど、やっぱり恐かったし。
足土  で、結果、中心のコの仲間とはうまく行ったの?
まりえ ぼちぼち。でも、2年になったら、あんまし関係なくなっちゃったけど。でも、高
    1の時はすごいヤった。夏休みとか友達がすごく遊ぶから、それに付いてっては、
    持ち帰られて、「あの男はヤバかった〜」とか話てて。それに毎日違う服を着てか
    なきゃいけなかったから、超服買って。
足土  女のコもイロイロ大変なんだねぇ。でもH自体はスキなの?
まりえ 最初は全然。でも高3ん時付き合った彼氏とヤッてから、気持ちいいのとかわかっ
    て。それからは結構スキ。その彼氏とかが、すごい「まりえはまりえのままが一番
    魅力的だよ」って言ってくれて。それからなんか開放されたっていうか。わかんな
    いけど。
足土  ふぅ〜ん、いいねぇ。ちなみに精子飲むのとかスキ?
まりえ スキじゃない(笑)。でも、その彼氏が「飲んでくれると愛情感じる」って言って
    たから、我慢して飲んでたよ。そしたら昔よりは、ちょっと抵抗なくなってきた。
足土  その彼氏オモシロいね。
まりえ そう?
足土  なんか、ある意味素直な彼氏だよね。俺、その人結構スキかも(笑)
まりえ なんで?
足土  なんでも(笑)


(Mの女って、興奮するよね。脳が未発達な犬や猫みたいな動物みたいで)

【穴人形の調べ第18回】

【裏ブブカコアマガジン)2006年3月号】

『穴人形の調べ』(連載18回目)

(そこらへん歩いている女のコとセックスをして、そのあとで行うインタビュー)


女は、ちょっとしたキッカケで穴人形デビューします。“都会での一人暮し”は、そのキッカケの最たるもの。さぁ、今年も東京に、田舎の穴が出てきます。美味しく頂きましょう。そうしましょう。そーれ顔射!!


だんだんと暖かくなってきました。みなさん、女のハダカ、堪能してますか?
これからの季節、街には地方から出てきたいなかっぺギャルたちがあふれ出します。故郷のご両親に愛情いっぱいに育てられた彼女たち。都会へ旅立つ娘のうしろ姿を、喜びと不安の表情で見つめる父、母。

そんなしばしの別れを経験し、都会デビューした女のコたちは、なんともはや落ちやすいモノ。

どーしよーもない22歳フリーターや、19歳クール系専門学校生のクズ男たちに、顔射され、中出しされ、にごったザーメンの奥に両親の笑顔は消えていくのです。滑稽ですね。

さて、今回の穴はもも。三重出身の地方出身ギャル。東京に来てからちょうど2年。板橋の某ショップで働く店員です。
渋谷でお買い物中に声をかけたところホイのホイのホーイと着いてきました。ちなみに最後は、顔射しようとしたら逃げられてマクラに発射!一体、ナニを考えているんだか?コレだから田舎モンは嫌いです。



足土 はぁ〜〜!?
もも ナニナニ? マジ無理だから!やめてよ!!
足 なんで逃げるの?別にいいじゃん、顔くらいさ。
もも やめてよ、マジAVの見すぎだって!マジ最悪!!
足土 確かにAV大好きだよ。松本和彦監督とか、ナチュラルハイ系のとかスゴく好き。
もも 全然知らないから!(笑)
足土 ナニ? 顔射されたことないの?
もも いや、あるけど。1回だけ。
足土 じゃあ、いいじゃん。一人殺るのも二人殺るのも一緒じゃん。顔射楽しいよ。俺が。
もも 楽しくないから!
足土 楽しいって!都会のルールがわかってないコだねぇ!
もも なにそれ(笑)
足土 まぁいいや。経験人数は?
もも ん〜……30人くらい? 三重に居た時は純粋だったから……5人とかだったんだけど。
足土 純粋か。良い言葉だね。
もも こないだ実家に帰ったの。そしたら後輩とか、みんな驚いてたよ。マジ変わったとか
   言って。でも私に言わせれば、あのコたちのほうが変わったって言うか、マジ頭きた。
足土 なにが頭きたの?
もも 私、ここ2年でいろいろ体験したし、悪いこともいろいろやったのね。でもウチらの
   時代って、そういうの、裏っていうか、隠れてやってたの。それは、羞恥心って言う
   か、オープンにしちゃうと、どこまでも落ちていっちゃうから。
足土 はぁ。
もも だけど、地元のコらとか、やっぱりウチらとかに憧れてるのかもしんないけど、そう
   いう悪いことを自慢げに話すのとかうすら寒い。もし、自分があのコらみたいに羞恥
   心とか無くなったら、マジ無理。
足土 ふーん。で、ももちゃんはどんな悪いことしてきたの?
もも いろいろヤったよ。ドラッグとか。毎晩クラブも行くし。
足土 毎晩クラブも行くんだ(笑)。
もも あと、援交するフリして相手がお風呂入ってるときにお金盗んだりとかした。
足土 悪いねぇ! 実際に援交したことはあるの?
もも それは無いね。……あ、一回だけあるわ。
足土 わぁ〜、売春婦だ。
もも ひどくない?(笑)
足土 ひどくないよ。
もも ……だって、マジお金足りないよ。ショップって言っても、見習いだから月8万だし。
足土 両親から仕送りとかしてもらってんの?
もも もらってる。月13万。でも合わせても21万とかじゃん?ショップだから、服買わなき
   ゃいけないし、ケータイも止まるし、遊ぶのに金かかるから。お母さんとか、まだ専
   門辞めたって知らないから、仕送り続けてくれるし。
足土 学校も辞めて、服買って、遊ぶために、お父さんが汗水たらして送ってくれるお金を
   使ってるんだね。
もも ウチお父さんいないから。
足土 じゃあ、お母さんが。
もも いや、ウチのお母さん、社長の彼氏ができたらしくて、実家リフォームしたって言っ
   てたから、多分仕送りの金も、その社長さんが出してると思う。
足土 「かえるの子はかえる」ってコトか(笑)。
もも かえる?(笑)
足土 彼氏はいないの?
もも いるよ。
足土 いるんだ!(笑)
もも うん。24歳で、ダンスやってるの。マジ藤原竜也に似てるの。マジかっこいい!
足土 へ〜、いいね。その彼とはどうやって知り合ったの?
もも ナンパ。クラブで。
足土 その日のうちにセックスしたでしょ?
もも なんでわかんの!?すごくない!?
足土 だって、ももちゃん、すぐヤラしてくれそうじゃん(笑)。
もも はぁ?
足土 今日もすぐヤラしてくれたし。
もも はぁ?
足土 いや、他意はなくて(笑)。
もも ……まぁいいけど。
足土 彼とはデートとかすんの?
もも こないだディズニーランド行ったよ。楽しかった〜。
足土 ディズニーランド。いいねぇ。ナニが楽しかった?
もも スプラッシュマウンテン4回乗った。って言うか、今、みんなシーに行くからランド
   は空いてるんだよね。だからすぐ乗れるの。
足土 へー。
もも でも、マジで楽しかったんだけど、パレードとか見てたら、みんな超〜純粋に踊って
   んの。「あぁ、この人たちはウチらに純粋に夢を見せるために練習とか毎晩してるん
   だろうなぁ」って思ったらマジ涙出てきたよ。三重にいた時の純粋なキモチとか思い
   出して、ホント、悪いこといろいろしてきたから、胸がつまったよ。
足土 ももちゃんって、ただのヤリマンだと思ったけど、感受性の強いヤリマンだったんだ
   ねぇ。
もも はぁ? なにそれ?
足土 (笑)
もも も〜、マジでなにそれ(笑)

(ヤリマンは評価されるべき。だって、ムァンコに入れることを受け入れるくらいしか女に価値はないもの)

【穴人形の調べ第17回】

【裏ブブカコアマガジン)2006年2月号】

『穴人形の調べ』(連載17回目)

(そこらへん歩いている女のコとセックスをして、そのあとで行うインタビュー)


女ってサイコー!だって「好きだよ」とか「付き合おうよ」とか「マジ大切にするから」とかそんなコト言ってれば股を開くんだもん!そういう薄っぺらい女には、男らしく、堂々と顔射。これだね乾杯〜!


こないだ、池袋のバーで友人にKという人を紹介されました。
彼は、高そうなコートと胸の開いたシャツ、金のネックレスといった、ちょっとチンピラっぽいいでたちで、ケバ目でMっぽい女を連れていました。

彼は、この連載を読んでくれているらしく、ボクに会えたことを大層喜んでいました。

「あれ、サイコーですよ!女っていうのは、金を運ぶペリカン便ですから!町田さんやオレたちみたいなコッチ側の人間から言わせれば、女に感情移入する男はバカですよ。ガハハ」

意気揚々と話す彼の顔は、湿疹とニキビでボコボコになっていました。したたか飲んでいるようで、口の端には白い泡が溜まっていて、歯の間にはソーセージのカスがつまっていました。

ねっとりとした手で握手を求めてきた彼は、延々どうということのない会話をして1時間ほどして帰っていきましたとさ。

ああいう、自分を選ばれた人間だと思っている勘違い野郎こそ早く死ねばいいのに。お前ようなクソに依存する女と一緒にピラミッドに潜れ。ボクは自分が選ばれてるなんて勘違いはしていません。ボクが選ばれてるんじゃなくて、女という生き物、すべてが選ばれてないだけなんです。お前が偉いんじゃない。そこんとこをよく覚えておけ。ボクに話しかけるな。このクズ!おがくず!

と、まぁ、ああいう雑巾に振り回されるバカ女は、雑巾以下以下なワケですが、そんな女の持つ、自主性のないMっぽさが男のS気に火をつけるのも事実。

今回のターゲットはまさにそんな女、ミナミです。新宿の夜の街をフラフラ歩いているのをナンパして、そのままラブホへ連れ込みました。とりあえず、服を脱がしたら足に大きな傷だらけ。ちょっと引きながらも、ガンガンに突きまくり、最後はお約束の顔射祭。ホント、たっぷりとご馳走してやりましたよ。ホワイトデーも近いことだし。


足土  か、かけてほしかったんでしょ? ホラッ! ホラッ!
ミナミ ……ん……。
足土  口に、入れてみようか?(指で集めて口の中へ)
ミナミ マジで〜? ヌルヌル……
足土  あ〜、気持ち良かったね。すごかった〜。ティンコ硬かったでしょ?
ミナミ うん……大きいし硬いし……気持ちかったぁ〜。
足土  ちょっとナマってるよね?出身ドコ?
ミナミ マジで?福島。実は東京出てきてから、まだ2ヶ月なの。
足土  田舎モンだ(笑)。
ミナミ マジでひどい(笑)。でも、ほとんど逃げてきたってカンジだから。住むところとか
    全然決めないで、家出っぽく。
足土  じゃあドコに住んでるの?
ミナミ とりあえず東京に来て、新宿をフラフラしてたらホストに声かけられて。住む家ない
    って言ったら、じゃあ家来る?って。今、一応一緒に住んでる。
足土  そのホストが彼氏なの?
ミナミ ううん。その人ゲイなのね。だからそうういう関係にはならんの。家賃も半分出して
    るし。
足土  へー。そもそもなんで東京に逃げてきたの?
ミナミ 福島いるとき、スナックでバイトしてたんだけど、そこの客とつきあったの。まぁ、
    ヤクザだったんだけど。
足土  なんでヤクザとつきあったの?竹内力とか好き?
ミナミ ううん(笑)って言うか、「事務所に出入りはしてるけど杯はもらってないから」な
    んて言ってて、まぁ実際はもらってたってやつ?
足土  ふぅーん。
ミナミ で、頼まれて、連帯保証人になって。それで、その人逃げちゃって、その兄貴って人
    が来て「払わないと親んトコ行くぞ」って言われて。
足土  マジでか? いくら?
ミナミ 300万。で、払うのヤだって断ってたら、車の後ろにロープで縛られて、そのまま
    走られて、引きずられたの(笑)。
足土  スゲー! カッコイイー!で、その足のケガ?
ミナミ そう。で、頭も打ったし、足とか血だらけになって「払いますから!」って叫んでた。
足土  最悪だねぇ。でも、その彼ってヤツ逃げてないよ。最初からミナミちゃんに払わせる
    気だったと思うよ。
ミナミ それはないと思うけど……。
足土  (笑)。
ミナミ いや、マジで!
足土  どうやって払ってるの?
ミナミ 消費者金融で借りれるだけ借りて、ヤミ金とかいろいろ。あとでカードとか全部見せ
    てあげるよ。週10万づつ払わなくちゃいけないんだよね。ホントは。
足土  大変だねぇ。ファミレスだけで返せないでしょ?
ミナミ だから一応、キャバクラとかやろうかな、って思って。
足土  う〜ん。カラダ売れば?
ミナミ マジで?
足土  実際、一週間で10万とかムリでしょ?1回2万くらいで売ればなんとかなるでしょ? 
ミナミ マジで? そっちの方がいいと思う?じゃあ、町田さんも払ってくれる?(笑)
足土  いや、売春はいけないことだから、絶対薦めないけど。でも、普通の生活に戻るには
    仕方ないことってあるじゃん?
ミナミ ……。
足土  新宿って、そういう街だよ。俺、ミナミちゃんが心配だからこんなコト言うんだよ?
ミナミ マジで……?
足土  うん。
ミナミ どうやって売るの?
足土  わかんないけど、テレクラとかじゃない?あと出会い系サイト?路上で逆ナンはやめ
    た方がいいよ。またヤクザと関わることになるから。
ミナミ マジで……?
足土  あのさぁ、さっきから気になってんだけど、「マジで?」ってすぐ言うね。口グセ?
ミナミ あぁ〜、そう、お母さんにも言われた。クセだと思う。なんかゴメンね。すごい町田
    さんの優しさ、伝わってきてるのに。あたしバカだね。「ありがとう」って素直に言
    えばいいのにね。
足土  (笑)素直ないい子じゃん。高く売れるといいね(笑)。
ミナミ ありがとう、そうだね(笑)。

(その後は一回も会ってないけど、高く売れたのかなぁ?)